最近の独自ドメイン取得・仮想サーバ業者についてまとめてみた(2019年6月版)

Webサービスなどを立ち上げるにあたって、さまざまなサービスが必要になると思います。たとえば、ドメインやサーバ、DNSといったものがベースになると思います。日常を便利にするものはAzure Logic AppsやAzure Functionsなどを利用していますが、実際にWordPressなどサーバが必要なパターンも出てきます。

そのような中で、個人でサービスの検証や開発を進めていく中で、ドメインやサーバといったものが必要になります。個人でよく使っているサービスをまとめたいと思います。

メールアドレスも提供してくれるドメイン取得業者『Gandi.net』

ドメインを取得する事業者って国内外多数あると思いますが、その中でひと際目立っているサービスです。Gandi.netの特徴として、大きく挙げると『Whois情報公開代理サービスがドメイン代に含まれている』ことと『無料でメールアカウントが2つまで利用可能』ということが挙げられます。

Whois情報公開代理サービスには『基本的なWhois情報公開を代理で公開する』ことはもちろん、電子的な連絡手法としてWhoisに記載されている『メールアドレス』にメールが届いた場合は転送するというようなサービスも存在しています。

そのため、他のサービスと比べてトータルで考えると維持コスト・運用コストともに安くなる場合が多くあると思います。(Whois情報公開代理など行える国内事業者だとドメイン基本料金+1,980円ぐらい?)

ただ、このドメインを含めて.jpは高いことやWhois情報の特殊性から、jpはネットオウルを使っています。

仮想サーバはVultrかAmazon Lightsail

仮想サーバは個人の好みがあると思うのでなんとも言えませんが、国内に設置されているサーバを活用してサクッと始めるならVultrかAmazon Lightsail辺りだと思います。判断基準としては、以下の要素で考えるのが手っ取り早いです。

  • IPv6アドレスが必要であるか → Vultr
  • Amazon Linuxを利用する必要があるか → Amazon Lightsail

どちらでもなければ、用途によって同じような構成で比較し、検討するのが良いと思います。また、月間転送容量ではAmazon Lightsailのほうが気持ち多いため、大きな理由がなければLightsailが良いと思います。(将来的にAWSへ移行するときもステップアップしやすい)また、ある程度の転送速度が必要であればVultrのほうが良いみたいです。

今回取り上げていませんが、国内に限らなくてよければDigital Oceanという選択肢もあります。リージョンによって回線速度も異なるため、スピードテストを行ってみると良いと思います。

ちなみに、話題になっているGCP無料枠で運用する方法は性能が低いことも挙げられますが、シングルコアであることを考えると、過去の経験からWordPressなどを使用するには向いていないと思います。(個人の見解です)

大手パブリッククラウドサービスは転送量課金が怖い

Amazon Web Services EC2を始めとする『パブリッククラウドサービスのいちサービスとして提供されるコンピューティングサービス』は転送量に応じた課金が存在します。

法人で使う場合は微々たるもの…という考えもできますが、スタートアップや個人で利用する場合には月々の予算などを考えるとある程度最初のうちに固定化しておいたほうが良いと思います。

そのため、仮想サーバを用いる場合はVultrかLightsailがオススメです。これらのサービスも上限を設けていますが、ほとんどのケースで足りないことはないはずです。また、規模が大きくなってスケールアップしたとしても比例して上限が上がるため、問題になることはないと思われます。

工夫し、『楽な運用』をしよう

最後に、一番安い運用をしようとすると、自宅サーバで運用をするという例が見られますが、マシンの故障や電気代、火事のリスクを考えると推奨できません。数年おきにサービスの流行りや流れ、最安値の状況は変わると思います。

しかし、サービスを頻繁に乗り換えていくことや、自前で持っておくことによるメンテナンスコストなどを考えると、多少高くても『このサービスのほうが良い』ということも出てきます。

いま、『ブログ』や『サービス』を開発するにあたって、独自ドメインを取得するなら『Gandi.net』で適切なドメインを取り、VPSを借りるかherokuなどのプラットフォームを利用して開発を始めると思います。

また、すべてを無料で行うとパフォーマンスや性能面もある程度になってしまうことも挙げられますが、オーバーしたときの機会損失リスクを考えると、ある程度初期投資を行うことが必要ではないでしょうか。

今回紹介したもの