Amazon Web Servicesでcertbotを動かすのがしんどくなってきました、大杉です。

5月22日からMovable Type 7がリリースされ、数日中にMovable Type for AWSも登場していました。従来のAWS版からのアップデート方法に関してはSix Apartの広報である@kaoritterさんが個人ブログで記事にされていますので、そちらを見ていただくとして、触って気がついたことなど書いていこうと思います。

AMIのOSがAmazon Linux 2へ変更

今回、私はMovable Typeのアップデートを行うのに新しくインスタンスを作る方法でアップデートを行いました。というのも、環境を戻すのがスナップショットからだと面倒かなーとか色々と考えた結果、まっさらな環境で構築したほうが検証できると踏みました。しかし、中身を開けるとシステムのアップデートを行う手順よりも若干大変なことになっていて、『Let’s Encrypt』という問題がありました。

解消する方法はあるみたいですが、Amazon Linux時代にも無理やり更新して、更新失敗することも多々あったため、再度SSL証明書を取得して対応しました。SSL証明書に関しては海外の業者から購入すると安いことはよくある話ですので、サクッとワイルドカード証明書を購入しました。

最近だと単一ドメインごとの対応であればさくらのSSLのJPRSの証明書がやすいのではないかなと思っています。

Movable Type 7を使ってみた感想

Movable Type 7の管理画面は大きく変わったことが特徴的だと思います。Bootstrapベース…ということもあるのかもしれませんが、かなり洗練されていて、動作も若干軽くなったような印象があります。

Movable Type 7の管理画面

細かなトコロを挙げていくとキリがないですが、画像のアップロードのUIなども変わっていると思います…が、アップロードされたときにはもう少し表示が変わるようにしたほうが良く、具体的には上の方に『○ファイルアップロード完了しました』というお知らせみたいなポップアップに近いものがあっても良いと思います。。

Movable Type 7のアップロード画面

まとめ

MT4から触っていて、サイトの下にブログがないと記事がかけない状況から、サイト直下で記事がかけるようになり、『Contents Everywhere』を実現していっていると思います。また、ユーザが選べる選択肢も増えており、ソフトウェアからクラウド、AWS版、Movable Type.netなど色々と出てきており、ユーザの選択肢も増えてきています。

過去の遺産をどのように扱うかは方針によってよりけりだと思いますが、ここまでやる例はあまりないように思えます。今後の動向が楽しみです。