Route 53をDNSとして採用・利用開始してみて

ということで、Amazon Web Servicesを今年は積極的に採用していく1年としていくつもりなのですが、Amazon Web Servicesを使っているとどうしても値段が高くなってしまって、「それって国内のサービスのほうが安くないっすか」といわれかねないので比較して使っております。

さて、Amazon Web Servicesのサービス内でドメインを除いてサーバーなどはほぼ完結するように出来ておりまして、Movable Typeを動作させるためのEC2(仮想コンピューティング)やデータを保存するS3、その他サービスではCloudFront(コンテンツデリバリネットワーク、複数拠点からコンテンツを配信することで表示速度を上げる)があると思います。

今回はRoute 53を利用してみました。レジストラが提供しているものとどこが違うのかについて記載したいと思います。

Route 53はリクエスト・DNS登録数課金型

今までのDNSサービスと圧倒的に違う点といえばここだと思います。大規模なサイト(GIGAZINEとか)となってくると独自で構築してたり、別途お金を払ってサービスを使っていると思います。

なので、テスト環境としてはあまり適していない…といえばそれは違う話で、サービスを組み合わせて利用することで色々とエラーページを出したりできてしまう、そんなサービスなのです。

世界各国のデータセンターから取得するのでDNSが早い

日本を含め、複数の国にAmazonはデータセンターを持っています。そのメリットを活かし、複数の国のデータセンターを利用し、Route 53 を提供しています。災害時や何かがあった時でも複数の国からホスティングしているのでサーバーが落ちていない限りは大丈夫だと思います。(たいていは東京がベースになっており、東京が落ちたら…とかある。さくらは大阪なのかな…)

また、ドメインも違うドメインが提供されるので、ドメインの更新を忘れることは多分ないとは思われますが、ドメインの有効期限が切れても残りの3つで補充されているという感じです。

こんな人には推奨

以下の様な条件に当てはまる人は使えば良いと思います。

  • AWSサービスを使う方(CloudFrontとか)
  • なるべく世界各国からDNSの取得速度を少しでも早くしたい
  • 対価がしっかりと払える方

逆に、以下の様な方はGehirn DNSなどの別のサービスを検討されたほうが良いと思います。

  • DNSにお金を払ってられるかという人
  • セキュリティの理由で独自構築をしないといけない人
  • Amazon Web Servicesを1つも使ってない人

大抵の人はドメインを取得してきた時に附属しているものを利用される方というのが多いように思えます。しかし、Amazon Web Servicesを使ってコンテンツを公開している人はRoute 53を利用されたほうが良いと思います。

開始方法

Amazon Web Servicesを使ったことのある方であれば、ダッシュボードにアクセスし、Route 53をクリックします。

次に以下のような画面が出てくるので、”Create Record Set”をクリックしましょう。

route53-management-console-index.png

クリックすると、以下の様な画面になっていると思います。

route53-management-console-add-domain.png

ドメイン名を入力し、Createをクリックします。すると、左側にドメイン名が追加されていると思います。

追加されたことを確認し、対象ドメインをダブルクリックします。

route53-management-console-domain-record-edit.png

NS部分(画像では白く空白になっているけどネームサーバー)をドメインを取得した業者で変更をします。また、ドメインを今ウェブサイトなどで運用しているという方はドメインのレコード(AレコードやMXレコード)をすべて移した後にネームサーバーを変更すれば良いと思います。

Author

Masaki Osugi

(フロントエンド&&インフラ&&ネットワーク&&Web)エンジニア兼デザイナもどき。気がついたら守備範囲広がり、何屋かよくわからない存在。