モノの視点を変えるということ

Movable TypeとWordPressという2つのCMS。どちらも使える人やどちらもブログや業務などで使っているという人がいると思うが、好き嫌いというのも激しいと思う。少なくとも好き嫌いだけで物事を選ぶのはあまり良くない。

モノの全てにメリット・デメリットはある

モノやワークフローといったことには基本的にはすべてメリット(良い点)とデメリット(悪い点)がある。たとえば、Movable Typeを例にあげると以下のようになる。

  • メリット
    • 静的ページの生成によるアクセス負荷の対策のしやすさ
    • 複数サイトの立ち上げやすさ
    • カスタムフィールドの管理のしやすさ
    • 管理画面からプラグインの導入ができない
  • Movable Typeのデメリット
    • アイテムアップロードの設定が基本サイトパス直下のため、プラグインでアップロードと同時にパスを変えるか手動で変える必要がある
    • アイテムアップロードがデフォルトで複数できない(プラグインで解決できる)
    • バージョンアップがあっても警告しない(Movable Type 5系統からMovable Type 6系統ではなく、Movable Type 5系統のバージョンアップ)
    • 管理画面や検索画面などの重さ(FastCGI及びPSGIを利用することで早くなる、FastCGIが一番無難)

このような感じになる。FastCGIに関してはどこかで説明できればしたいけど、デメリットを解決するための方法というのはいくつかあると思う。

  • アイテムアップロードに関する問題
    →設定ファイルの編集で可能、アップロード前にリネームする等。月に一度手動でプラグインの設定を変える
  • バージョンアップの警告
    →SNSの有効利用やフィードの活用
  • 管理画面や検索画面などの問題
    →サーバースペックを上げるかApacheの設定の見直し等。FastCGIは特にApacheの設定を変更したりするだけで実現できる

デメリットでも、解決しようと思えばする方法はたくさんあると思う。また、メリットを全面に押し出してデメリットは?と聞かれて1つも答えられなかったらいけないので、常に両方の視点を持つようにしている。

メリットだけに目を向けてはダメ

つい、自分もそうなのではあるがメリットだけに目を向けるというのは良くないのではないかデメリットに目をつけ、それをどう解決するかというのが大切ではないだろうか。ボールペンであれば「買い替えたほうがはやいよ、それ」と言ってしまうかもしれないが、それでも複数色のボールペンや高いボールペンであれば替芯の交換などいろいろな面で考えてみるだろう。

それを解決できないのであればそれは「できません」と言えばいいだろうし、デメリットを解決するにはどうすればいいのかというのも考えて見ればよいのではないか。

ルールとモノは違う

ルールというのはあくまでも守らなければいけない決まりであって、今回挙げたモノと言うのは商品やサービスというようなことである。どのようにすれば解決できるかということを少しは探してみればいいと思う。一概に高い、無理だ、とかというのではなく、どうすれば可能になるのかというのも提案の方法によっては変わってくるのではないか。モノを他の人が使っている理由というのは必ず存在しているのであるから。